【🚨緊急!!】犬の胃拡張・胃捻転 〜原因・症状・予防法を解説〜

2026-07-30

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犬の胃捻転(いねんてん)は、胃がガスや食べ物で膨れ上がり、ねじれてしまう非常に危険な急性の病気です。「胃拡張・捻転症候群(GDV)」とも呼ばれ、発症すると血流が止まり、短時間でショック状態に陥り、命を落とす危険性が極めて高い緊急疾患です。

今回は、大切な愛犬を胃捻転から守るために、その原因や初期症状、緊急時の対処法から治療、そして日頃からできる予防・対策法までを詳しく解説します。



目次 (犬の胃拡張、胃捻転)

1.原因

2.症状

3.治療法

4.術後のケア

5.対策




1.原因

犬の胃捻転が起こる正確な原因はまだ完全には解明されていませんが、以下の要因が複雑に絡み合って発症リスクを高めると考えられています。

特に胸の深い大型犬や老犬はリスクが高いとされていますが、中型犬や小型犬でも発症する可能性は十分にあります。

ワンポイントアドバイス

胃拡張・胃捻転症候群は、統計的に雄犬に多い傾向があることも報告されています。



2.症状

犬の胃捻転は、食後1〜4時間ほどで突然症状が現れることが多いです。

以下のような初期症状が見られたら、様子を見ずにすぐに動物病院へ連絡してください。

症状が進行すると、歯茎が白くなり、ぐったりして立てなくなるなどショック状態に陥ります。多臓器不全を引き起こし、発症から数時間で死に至ることもあるため、一刻も早い対処が必要です。




3.治療法

犬の胃捻転は緊急性の最も高い病気の一つであり、治療は時間との勝負です。疑わしい症状があれば、ためらわずに夜間救急を含めて動物病院へ向かう必要があります。

治療は、まずショック状態を改善するための点滴や、胃にチューブや針を刺してガスを抜き、胃の圧力を下げる緊急処置を行います。

その後、犬の状態が安定したら、根本的な治療として全身麻酔下での外科手術が行われます。手術では、ねじれた胃を元の位置に戻し、壊死した組織があれば切除します。また、脾臓を巻き込んでしまっている場合は、脾臓摘出も同時に実施します。さらに、再発を予防するために、胃を腹壁に固定する手術(胃腹壁固定術)を同時に行うことが一般的です。

胃捻転は深夜に発生することも多く、緊急手術となるケースがほとんどです。手術費用は病院や犬の状態によって異なりますが、20〜30万円前後、あるいはそれ以上かかることもあります。胃捻転のリスクが高い大型犬と暮らす場合は、万が一に備えてペット保険への加入を検討しておくと安心です。




4.術後のケア

胃捻転の手術後は、愛犬の回復と再発防止のために安静な生活が不可欠です。

術後のケアで特に重要なのは以下の点です。

①安静の徹底

術後1〜2週間は散歩も最低限にし、ジャンプや激しい運動は最低1ヶ月以上は厳禁です。

②食事管理

獣医師の指示に従い、消化の良い食事を少量ずつ、複数回に分けて与える必要があります。

③傷口のケア

傷口を舐めないように、エリザベスカラーやエリザベスウェアを適切に装着します。

退院後も、獣医師の指示をしっかりと守り、愛犬の様子を注意深く観察してあげてください。




5.対策

胃捻転の発症を100%防ぐことは困難ですが、日々の生活で工夫をすることで、そのリスクを大幅に下げることが可能です。

愛犬のために、以下の胃捻転対策を心がけましょう。

これらの対策を行っていても、胃捻転を発症してしまう可能性はゼロではありません。万が一、胃捻転が疑われる症状が見られた場合は、迷わず、すぐに動物病院に連絡してください。日頃から愛犬の様子をよく観察し、変化に早く気づいてあげることが、愛犬の命を救うことに繋がります。

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