猫の予防 【中編】猫のワクチンについて(種類と費用・接種のタイミング)
2025-12-03
前編では、猫のワクチンで予防できる病気の種類や症状についてを解説しました😺
中編では、ワクチンの種類と費用相場、適切な接種時期や回数について、国際的なガイドラインと国内の事情を交えて詳しく解説します。

3種混合ワクチンの種類
- ビルバゲン® CRP(ビルバック)
- ピュアバックス® RCP(ベーリンガーインゲルハイム)
- フェロセル® CVR(ゾエティス)
- ノビバック® TRICAT(MSDアニマルヘルス)
4種混合ワクチン(3種+FeLV)
- ピュアバックス® RCP-FeLV(ベーリンガー)
5種混合ワクチン(3種+FeLV+Chlamydia felis)
- ピュアバックス® RCPCh-FeLV(ベーリンガー)
- フェロバックス® 5(ゾエティス)
動物病院でのワクチンの費用相場 ⚠️地域差あり
- 3種:3,000~8,000円
- 4~5種:5,000~10,000円
- 抗体検査(FPVなど):6,000~9,900円
子猫の場合
初期免疫は多回接種が必要ですが、子猫は母猫からの移行抗体(母乳由来免疫)の影響を受けるため、早すぎる接種では十分な効果が得られないことがあります。
母体由来抗体の影響を排除するためにも3回以上の接種が理想的で、「最終接種を16週齢以降に行うこと」が非常に重要とされています。
標準プロトコル
- 開始:6週齢から接種可能
- 間隔:3〜4週ごとに追加接種
- 最終:少なくとも16週齢で最終接種(高リスク環境では20週齢まで続けることも推奨)
成猫の場合
- 子猫期の上記プロトコル+1年後の追加接種を完了していることが前提で、低リスクなら3年ごと、リスクが高ければ毎年1回
FeLVワクチンも接種する場合(単体ワクチンは国内入手不可)
①初年度に2回接種
②1年後に追加接種
③以後はリスクに応じて1~3年ごと
※接種前に必ず陰性を確認